洗面所は家族がさまざまな目的で使用する場所。それだけに、沢山の小物が散らかりがちです。限られたスペースを有効活用するためには洗面化粧台選びがポイントです。
ボウルをセットしたキャビネットに照明器具、ミラー、収納スペースなどを組合わせたものが一般的。サイズの主流は幅が75cmタイプで、ミラー、水栓、キャビネットの組合わせ方によって価格が違ってきます。
また、スペースに応じて自由にパーツを組合わせることも可能。最近では、車イス仕様や自動照明など高機能タイプも登場しています。
洗面ボウルと水栓金具、カウンターなどのパーツを自由に組合わせることができます。足下をオープンにしたり、キャビネットにしたりといろいろ選べます。
また、高級感のある人造大理石のカウンターを1mmピッチでフリーオーダーできるタイプもあります。インテリアとして、デザインや機能美にこだわる人におすすめしたいハイグレードタイプです。
洗面台は顔や手を洗うだけの空間から「メイクするドレッサー」「衣類をつけおき洗いする場所」に使うなど使用方法が多様化。それにともなって機能もデザインも格段に向上しました。
キャビネット | 洗面台や洗濯機の上に設置する「ウォールキャビネット」、横のスペースを使う「サイドキャビネット」など空間に合わせて選択を。 |
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ベースキャビネット | ベーシックな「扉タイプ」、収納しやすい「引き出しタイプ」の2種。基本的な間口サイズは60・75cmですが、90・100cmも人気です。扉の色柄も多彩なので家具とのコーディネートも可能に。 |
照明 | 白熱灯、蛍光灯を使うのが一般的。 メイク用の補助照明付きタイプもGOOD。 |
ミラー・収納 | 通常は鏡の横に収納が付きますが、鏡裏が収納になった「二面鏡」「三面鏡」は小物が片付くので便利。「両開き三面鏡」は顔の近くまで引き寄せられるのでメイク時に重宝。くもり止め機能付きも有り。 |
水栓 | 洗面台として使用する場合「2ハンドル混合栓」「シングルレバー混合栓」でも十分ですが、主流は「シングルレバーシャンプー水栓」。サーモ付きや清掃性の良い壁付水栓も便利。 |
ボウル | 使う目的に応じて、素材・サイズ・形状を選びましょう。奥行きは50・60cm、高さは75・80cmが標準です。長身の方向けに85・90cmを揃えているメーカーもあります。 |
その他 | キャビネットには、すぐお湯が出せる「電気温水器」、寒い季節に使いたい「足元温風機」などが設置できます。 |